Phrasekeep Notes 利用ガイド
実際の会話を、自分の言葉で残して学ぶローカルファーストの語学ノートです。
ご利用いただける host
UI は既定で OS の言語設定に追従し、英語または日本語になります(設定で切り替え可能)。英語を学ぶ Phrasekeep Notes は、2 つの host で利用できます。ブラウザ版の phrasekeep-web (phrasekeep.app)は、URL を知っていれば誰でも無料で利用できます。Windows 版の phrasekeep-desktop は、招待したテスターへ無料で提供するクローズド beta です。いずれの host でも、内蔵 AI はありません。Google でのサインインと、運営者が許可した account に限る端末間の同期は host を問わず利用でき、phrasekeep-desktop も phrasekeep.app を通じて同じ仕組みに接続します。
基本の学習の流れ
- 最初に、phrasekeep-desktop ではノートを保存する Windows 上のフォルダーを選びます。phrasekeep-web にこの手順はなく、そのままノートの作成に進めます。
- ノートを作り、学びたい YouTube 動画の URL と必要な開始・終了位置を残します。
- クリップの近くに、原文、訳、発音、文法、自分の気付きを自由に書きます。
- 学び直したいノートを復習対象にし、思い出した後の理解度を記録します。
- 期限が来たノートへ戻り、同じ場面を再生して理解の変化を確かめます。
見出しを折りたたみ、リスニング後にクリップのメモを表示できます。原文や訳など任意の部分を隠して段階的に表示する機能は、引き続き検討しています。
学習サイクルについて
学習対象になる条件
学習対象はノートのタグで決まります。ノート右上のメニュー(三点ボタン)から+ reviewを選ぶと、review タグが付き、そのノートが復習に出るようになります。タグのないノートは出てきません。
デッキを作ると、タグの条件ごとに別々の復習間隔を持てます。1枚のノートが複数のデッキに入る場合、デッキごとに期限を別々に管理します。
理解度と次回までの日数
| 1 未理解 | 1日後 | 読めない、意味が取れない |
|---|---|---|
| 2 部分理解 | 3日後 | なんとなく分かるが、説明はできない |
| 3 理解 | 10日後 | 読めば分かる。人に説明できる |
| 4 定着 | 30日後 | もう確認しなくてよさそう |
理解度3以上が続くと倍になる
連続回数ぶんだけ日数が倍になり、180日で頭打ち。3未満を付けると連続は 0 に戻り、その理解度の基準日数から再開します。
| 1回連続 | 10日後 |
|---|---|
| 2回連続 | 20日後 |
| 3回連続 | 40日後 |
| 4回連続 | 80日後 |
| 5回連続 | 160日後 |
| 6回連続 | 180日後 |
表は「理解」を押し続けた場合。より高い理解度を混ぜても連続は途切れません。
期限の決まり方
1日の境界は午前4時です。採点した時点の「学習日」から日数を足し、その日の午前4時が次回の期限になります。
たとえば夜22時に採点して1日後なら翌日の午前4時、深夜2時に採点して1日後なら同じ日の午前4時です。
セッションを始める
「継続学習」ペインで「復習を開始」または「リスニングを開始」を押すと、学習セッションが始まります。デッキツリーでは、デッキの行にある再生ボタンを押すと、そのデッキだけのセッションが始まります。デッキの下に並ぶノートやクリップを押すと、その項目を先頭にして同じデッキのセッションが始まります。デッキにはノート単位とクリップ単位があり、組み込みのリスニングデッキはクリップ単位です。
一時停止・学習から外す
一時停止は期限を消し、キューから外します。再開すると残り期間ではなく、再開日を起点に現在の理解度と連続回数で引き直します。
学習から外すは review タグを外してキューから消します。理解度・連続回数・期限・復習回数は消さずに残るので、もう一度タグを付ければ続きから再開します。
復習セッション
期限切れを古い順に、1回あたり最大20件まで出します。残りは次のセッションに回ります。
採点は即座に保存されます。スキップは期限を変えずに次へ進みます。
採点しても更新日は動きません。一覧の既定の並び(更新日の降順)は復習しても変わりません。
リスニング
YouTube のクリップも復習できます。ノートにlisteningタグを付けると、そのノートにある終了時刻付きのクリップが、1つずつ別のカードになります。終了時刻のない動画や、開始時刻だけの埋め込みはカードになりません。
クリップのあるノートでは、右上のメニュー(三点ボタン)から+ listeningを選べます。
クリップに名前を付け、ノートに同じ名前の見出し(H1)を書くと、その見出しの下の文章がクリップのメモになります。メモはクリップを聞いたあとに表示できます。
クリップは1つずつ学習から外せます。ノート右上の「ノートの操作」メニューで、「リスニング 3」のようにクリップ数が付いた行を選び、開いたポップオーバーで「除外する」または「含める」を押します。セッション中は歯車の「再生設定」ポップオーバーで「このクリップの学習をやめる」を選ぶ方法もあります。そのクリップだけが復習に出なくなり、ほかのクリップは変わりません。
アカウントと同期
いずれの host でも、設定パネルから Google でサインインできます。サインインすると phrasekeep 専用の account が作られ、他の Mine 製品の account とは別に扱われます。新しく作った account は既定では同期を利用できず、運営者がクローズド beta の間に account ごとに許可した場合にだけ、vault を server にリンクして同期を使えるようになります。
同期を始めると、設定パネルの「サーバー同期」で端末ごとに一時停止・再開できます。一時停止してもリンクは解除されず、server 側の vault はそのまま残ります。vault のリンクを解除(unlink)すると、その端末は同期しなくなりますが、server 上の vault は残ります。account 自体を削除すると、その account が持つすべての vault と記録が server から削除されます。いずれの操作でも、端末に保存されているノート自体は削除されません。
1 つの account につき vault は最大 10 個、1 つの vault につき保存できるノートは最大 20000 件です。account が保持する情報や保存先の詳細はプライバシーポリシーを確認してください。
ノートとバックアップ
ノート本文の保存先は host によって異なります。phrasekeep-desktop では、選択したフォルダーに Markdown ファイルとして保存され、復習状態などの補助情報も同じフォルダー内の Phrasekeep 用データとして保存されます。 phrasekeep-web では、ブラウザの IndexedDB に保存されます。
同期を使えない場合、または使っていない場合は、自分でバックアップしてください。phrasekeep-desktop では、Phrasekeep を終了してから保存フォルダー全体を別のドライブなどへ定期的にコピーしてください。phrasekeep-web にはコピーできる保存フォルダーがないため、設定パネルの「ノートを書き出す」からノートとフォルダーをアーカイブファイルとして書き出し、そのファイルを別の場所に保管してください。
YouTube クリップ
Phrasekeep は動画そのものを保存しません。サムネイルの表示と埋め込みプレイヤーの再生にはインターネット接続が必要で、動画の削除、公開設定、地域や年齢の制限によって再生できなくなる場合があります。
長く残したい学習内容は、動画だけに頼らず、出典 URL、対象箇所、自分の理解をノート本文にも書いてください。
資料
ポリシーと利用条件
運営者とお問い合わせ
Phrasekeep は Jun が運営しています。
ご利用方法に関するお問い合わせは、X の @Junlittlelab までご連絡ください。